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子どもが生まれて3ヶ月近くになるので、その間に使ったレンズに関するメモ。ちなみにカメラ本体はα6500。 ①SEL1855 焦点距離18-55mm、開放F3.5-5.6のズームレンズ。妻のNEX-5Nのキットレンズだったものを、最初はα6500につけて使っていた。ただ、子どもを写すのにはほとんど使っていない。理由は単純で、暗すぎる(F値が高すぎる)から。 このレンズだと、テレ端の55mmの開放F値は5.6になってしまう。F1.8の単焦点レンズと比べると、(5.6/1.8)^2=9.67...で、光の量が約1/10しか入ってこない。段で言うと約3.3段である。つまり、F1.8ならISO100で撮れる条件でも、このレンズのテレ端を使うとISO1000でとらざるを得ないのである。シーリングライトを抑えた室内では、F1.8のレンズで撮っても昼間、シャッタースピード1/60ぐらいでようやくISO100になる。夜ならISO6400ぐらいになってしまう。このような状況で、ISOを10倍近くに高めないと使えないレンズを、使う気にはなれない。 ②SEL20F28 焦点距離20mm、開放F2.8の広角レンズ。妻がとにかく軽いレンズが欲しいと言ったので買ったパンケーキレンズ。これも子どもを写すのにはほとんど使わない。 一つ目の理由は、これを使うぐらいならSEL24F18Zを使った方が良い写真が撮れるから。SEL24F18Zの方が解放F値も低いし、レンズとしての格も上である。 二つ目の理由は、画角として20mmが必要になることがまずないから。家の中は狭いとは言っても、自分の環境では24mm(35mm換算36mm)で狭すぎると思ったことはなかった。そのため、20mmの出番はない。 ③SEL24F18Z 焦点距離24mm、開放F1.8の広角~標準レンズ。出産祝いに弟に買ってもらった。子どものいるカメラ好きの友人夫婦に相談したところ、子どもが小さいうちは家で写真を撮ることが多いので、暗くても綺麗に写り(=明るく)、ワーキングディスタンスが短くて済む(=焦点距離の短い)単焦点のレンズを勧められ、これを購入した。今では一番よく使うレンズで、友人夫婦のアドバイスは的確だったなと思っている。 産まれてから数カ月は、とにかく家にいる時間が長い。家はそうでなくても暗いうえに、うちは常に仰向けに寝ている子供に合わせてシーリングライトの明かりをかなり弱くしているので、普通よりさらに薄暗い。この状態で綺麗な写真を写そうと思うと、やはり開放F値は低ければ低い方が良い。件の友人夫婦はF1.2などというマニアックなレンズを持っているらしい。自分はそんな高価なレンズは買う気になれないものの、欲しがる気持ちは十分に分かる。 とはいえ、このレンズをよく使うようになったのは2ヶ月を過ぎてからで、新生児の時と1ヶ月の時には使用頻度は3番目に過ぎなかった。パースが効きすぎていて、アップで写した時の子どもの顔が目で見た時の印象と違って写ってしまうからである。このレンズで新生児の顔をアップで撮ろうとすると、大体30cmぐらいの距離から撮るのだが、その距離から撮った子どもの顔は、中央が大きく見え周辺が小さく見えてしまい、目で見えるままに写らないのである。世の親がみなそうかは分からないが、私はとにかく子どもの顔を見たままの印象で撮りたかったので、これは使えないと思った。 ただこの現象は不思議なもので、子どもを抱いて顔を見るときの距離はだいたい30mmなので、実は距離としては24mmのレンズで子供の顔をアップで撮る時と、子どもを抱いて見る時と一緒なのである。なのになぜ、24mmのレンズで撮った子どもの写真に違和感を覚えるのだろうか。今の私の仮説は、人間の目はカメラと違い立体視ができるため、距離によるパースの効きを無意識のうちに修正して認識しているのではないか、というものである。これは人によって感じ方が違うかもしれないので、特に確信を持っているわけではない。 パースの効き方はレンズの焦点距離ではなく、撮影距離によって決まるので、焦点距離が24mmでも遠くから離れて撮ればいいのだが、新生児は動きがほとんどなく、全身を撮ったり周りの状況を含めて写真を撮ることがないため、自然とこのレンズは使用頻度が少なかったのである。だが、2ヶ月になると玩具を触ったり掴んだりということが次第に増えてくるので、使用頻度が増えてきた。 ④SEL50F18 焦点距離50mm、解放F1.8の標準~中望遠レンズ。広角よりのレンズでは自分のイメージする子どもの顔が撮れないと分かり、生後数日で購入した。新生児の時と1ヶ月の時には一番使うレンズだったし、2ヶ月を過ぎてからも2番目によく使うレンズである。 このレンズの画角は、子どものアップを撮る時にちょうどいい。1mぐらいの距離から子供の顔のアップがとれ、かつそのぐらいの距離だとパースによる顔の歪みがほとんどない。ポートレートに使われるレンズが85-100mmぐらいだというが、やはりそのぐらいが人間の顔を撮るのにはちょうどいいのだろう。 ⑤SEL30M35 焦点距離30mm、解放F3.5のマクロレンズ。新生児の時と1ヶ月の時には2番目によく使うレンズで、2ヶ月を過ぎてからも3番目に使うレンズである。 子どもの手、足、瞳、産毛、まつ毛などといったパーツが撮りたくて購入した。Eマウントにはこの他にも50mm, F2.8と90mm, F2.8の二つのマクロレンズがある。三つの中で30mmのものを選んだのは単純に値段が安かったからである。焦点距離が長くなれば、ボケが強くなり、ワーキングディスタンスも稼げるというメリットはあるものの、自分は花や虫にあまり興味がないし、買ってもそれほど活用しないだろうから、あまり金をかけるべきではないと判断したのである。 実際に使ってみて、30mmだから使いにくいと思ったことはない。F3.5はやはり暗いので、昼の窓際などといった好条件でないと綺麗な写真は撮れないが、撮る題材がそれほど多いわけではないので、それでよかったと思っている。マクロレンズを使ってみて、マニュアルフォーカスでの焦点合わせの面白さに触れられたのは思わぬ収穫だった。
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by guixiang
| 2018-05-09 03:43
| モノ
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本当に自分のための備忘録。 ただPCで見るだけならMedia Player Classicを使う方法もあるようだが、あくまでも目的はVRゴーグルで見ること。 そのためにはYouTubeのライブストリーミング機能を使うのが一般的のようである。 ■参考URL ■THETA UVC Blender Theta Sから入ってくる円2つのような画像をメルカトル図法的な画像に変換して出力してくるプログラム。 メーカーのHPで公開されている。 Theta Sの電源ボタンと撮影モードボタンを同時に押して起動させ、PCに接続すると認識される。 ■エンコーダー PCにつながっているUSBカメラから送られてくる画像をエンコードしてストリーミング用のサーバーに転送する機能を担当しているっぽい。 自分が使ったのはFlash Live Media Encoder。 Adobeの公式サイトではうまくDLできなかった。 ここの怪しいサイトからDLした。 自分はFLMEでやったが、どうも一般的に使われているのはWirecast Playらしい。 ■やり方 ①Theta Sをライブストリーミングモードで起動。 ②Theta SをUSBかHDMI(自分は試してない)でPCに接続。 ③Youtubeでライブストリーミングの設定をし、その設定ファイルをDLする。 ③FLMEから設定ファイルを読み込み、送信開始。 ➃Youtubeでライブストリーミング開始。公開URLを確認。 ⑤スマホのYoutubeアプリから公開URLに接続。二眼モードにしてVRゴーグルで見る。 面倒なの③,➃の部分。他のサイトで詳しく書いてない、というか機能の変化が激しいのでおいついていないのか。 1.YouTubeのサイトの右上のアイコンをクリック、開いた小さなウィンドウの中の「クリエーターツール」を選択。 2.左のメニューから「ライブストリーミング」→「イベント」を選択。「今すぐ配信」は細かい設定のできないオートマモードのようなものらしいのだが、ここを選んではいけない理由はおそらく360度モードがないから。 3.「新しいライブイベント」をクリック。「基本情報」では「種類」を「クイック(Google ハングアウト オンエアを使用)」ではなく「カスタム(その他のエンコードオプション)」を選ぶ。次に、「詳細設定」では「このライブストリームは360度です」にチェックを入れ、「予定を作成」する。 4.エンコーダの最大維持ビットレートを選択。500kbs~2000kbsぐらいが無難ではないかと思っていたが、実はよく分からない。エンコーダ選択では自分の使っているエンコーダを選択。FMLEの場合は設定ファイルが作られるのでこれを適当なところにDL。 5.FMLEを起動。File→Openでさっきのファイルを読み込む。メイン画面のVideoのDeviceを「THETA UVC HD Blender」にして、「Start」を押す。ビットレート、アウトプットサイズをここでいじれるが、最適値は不明。 ■結果 「ストリームの状態 悪い」となってしまい、「YouTubeが受信している動画が少ないため、滑らかなストリーミングを維持できません。視聴者側でバッファが発生します。」というエラー。ビットレートや解像度を色々変えてやってみたが、結果は変わらず。VRゴーグルで見ていても、バッファリングが頻繁にかかり、見るに堪えない。 しかも、遅延も結構(数秒から数十秒)ある。うまくいけば動画チャットのようなことができるのではないかと期待していたのだが、ライブストリームというサービスそのものがそういうことを意図したものではないので難しそうである。 色々と勉強にはなったが、自分の意図していたような使い方は、相当回線が速くないとできないし、対応する技術も公開されていないということが分かった。 一応Wirecast Playでも試してみたのだが、このソフトは重いうえに、Status:0x800705AAとエラーメッセージが出てカメラが認識されない。カメラそのものは認識されているのだが、メルカトル風に変換後の画像が表示されないのである。 某サイトによるとマシンパワーが足りないとこうなるらしいが、Wirecast PlayがCPUを食っているせいでTHETA UVC Blenderが動かせないのだろうか。(起動直後にはうまくいくのだが、本当にその時だけ。) Wirecast Playでやったときにはストリーム状態のエラーは出なかったのだが、そもそもうまくいった時間が短かったのでFLMEに対する優位性が本当にあるのかどうかは疑わしい。 ■バッファリングの原因 ストリーム状態が良好でない原因は、おそらくTHETA UVC Blenderを処理する速度にあるのだろうと思う。 最初はネット環境のせいだと思ったが、どうもそうではないと考えた。速度計測サイトでも上り速度がコンスタンスに35~40Mbpsでているし、デバイスマネージャーで監視していても、Wi-Fi経由で、きちんと指定した値で送信できている。(ビットレートを10000Kbpsとかに設定した場合でさえ。) それに引き換え、エンコーディングログをみていると、インプット側でのコマ落ち(Drops)が結構な数存在する。要するに、処理能力が足りないのでは仲と思った。しかし、原因を探すとこういう現象は解像度などに対してビットレートを低く設定しているときに起きるのだという。実際、ビットレートを上げるとDropsは0になった。 ということは、やはりネットの速度なのだろうか。デバイスマネージャーから見える通信速度はあくまでもWi-Fiの速度なので、実はルーターで詰まってしまっているのかもしれない。 もう少しパワーのあるマシン、速いネット環境で試してみたくもあるが、今は機械も機会がないのでいつかということにする。 #
by guixiang
| 2017-03-30 10:40
| PC
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不毛だとは思いながら、DSC-HX90VとNexus 6Pの比較。 ①暗所撮影 暗所撮影は圧倒的にNexus 6Pが得意。これはおそらくレンズの明るさ(DSC-HX90VはF3.5、Nexus 6PはF2.0)の差だと思われる。以下はDSC-HX90VがPモード、Nexus 6Pは設定そのままで撮った写真を拡大比較したもの。 ②ダイナミックレンジ ダイナミックレンジも圧倒的にNexus 6Pのほうが広い。以下は双方ともHDRモードで撮ったもの。 ③カメラフレア これはどっちが良いとはいいがたい。DSC-HX90Vは全体的にボウッと広がる感じで、Nexus 6Pは放射状に広がる感じ。 ➃ホワイトバランス DSC-HX90Vは暖かい色合いで、Nexus 6Pは冷たい色合い。自然なのはどちらかというとDSC-HX90V。 #
by guixiang
| 2017-02-05 00:40
| モノ
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