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今までは自炊する時にドキュメントスキャナーとしてCanonのImageFORMULA DR-150、裁断機としてCARLのDC-210Nを使ってきた。DR-150は数枚の書類をスキャンする分には申し分のないスキャナーである。しかし、70冊近く自炊をしているうちにいくつか不満が出てきたので、1ヶ月ほど前に富士通のScanSnap iX500に買い替えた。
DR-150の不満は以下の3つである。 ①重送に関して紙との相性があり、重送が起きない本では一冊スキャンしても重送が全く起きないが、起きる本では10枚に1枚ほどの頻度で起き、手で1枚1枚給紙することになってしまう。特に中国の本は紙が薄いせいか、ほとんどの本で重送が起こる。 ②何十冊とスキャンすることを考えると、速度が遅い。(スペック上では、グレイスケール・300dpi・両面・A4という条件で30面/分。) ③何十冊とスキャンすることを考えると、一度にトレイに置ける枚数が少ない。(スペック上では20枚。) ただ、①の重送の問題に関してはDR-150の性能というより、分離パッドの消耗によるとろこが大きいのかもしれない。説明書には1万枚に1回取り替えろと書いてあるが、今まで2万枚ほどスキャンして一回も取り替えていないのである。(それでも重送が起きない本では起きない、というのが取り替える気にならなかった理由である。) 色々探してみて、一番評判のいいScanSnap iX500を買うことにした。上の不満事項に関するレビューやスペックによるデータは以下のとおり。 ①レビューによると、重送がほとんど起きない上に、起きたとしても超音波センサーでほぼ100%感知してくれる。 ②スペック上、グレースケール・300dpi・両面・A4で50面/分。DR-150の1.66倍。 ③スペック上、50枚。DR-150の2.5倍。 Amzaon jpで4万ちょっとだった。韓国で買うと高いので、日本で買って持って帰ることにする。使ってみると、DR-150では紙をどんなにさばいても重送が防止できなかった本や、中国の薄い紙でも全く重送が起こらないことに感動した。今まで約30冊スキャンしてもて感じた利点は次の通り。 ①DR-150に比べて音が小さい。「うぃ~ん」という、細く高いうめき声のような音から、「シュッシュッ」という軽快な音へ。 ②体積としてはDR-150より遥かに大きいが、机の上に占める面積は同じぐらい。DR-150では出てくる紙のためのスペースを確保しておく必要があったが、iX500には展開可能なトレイがあるので、スキャン後の紙のために広いスペースをとる必要が無い。 DR-150よりも不便になったのは、紙と紙の間に糊が残っている場合の取り扱いである。DR-150の場合は、糊が残っているとただ重送が起こってしまうだけで、紙にダメージが行くわけではない。しかし、iX500は「一枚だけを強い力でとりこもうとする」ので、結果的に無理に取り込むような形になってしまい、紙が破けるしシワもできてしまう。 DR-150ではOCRを使っていなかったので比較のしようがないのだが、iX500のOCRはONにしても必要な時間がほとんど変わらず、負担にならないので良い。その上、使用されているのはABBYYのエンジン。ABBYYは、以前体験版を使用して非常に精度が高いと感じていたので、かなり得した気分だった。とはいえ、エンジンとして組み込まれているだけで製品版を使えるわけではない。特に韓国語の場合は、「漢字+ハングル」などという細かい設定ができないのが惜しい。 コントラストや明度の調節を細かく行う機能はないが、「裏写り防止」をONにすると明度が上昇するようである。明るくなりすぎるようであれば、「コントラストを上げる」をONにすればよい。DR-150でもそれほど細かい設定をしていたわけではない自分にとっては、この2つで十分だと思う。 自炊した本は主にiPad MiniとGalaxy S5で読んでいる。iOSの場合は、何と言ってもi文庫HDが一番いいアプリだと思う。表示もきれいだし、DropBoxに直接アクセスできればいい。アンドロイドOSの場合は、PerfectViewerを使っている。DropBoxにアクセスはできないが、表示が綺麗なのが嬉しい。最も、画面が小さく文庫本ぐらいしかしか読めないので、メインはiPadでS5はあくまでもサブなので、少々便利が悪くても気にならない。
by guixiang
| 2015-02-03 15:29
| PC
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