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無線LANのない祖父の家に来ている。有線LANはあるのでネットブックをするのにはそれほど支障はないのだが、韓国で契約したスマートフォンは3Gローミングをしていないので、海外であるところの日本では無線LANがないとインターネットにできなくなってしまう。かなり不便なので、ネットブックをアクセスポイントにできないかと考えてみた。
最初に思いついたのはネットブックとスマートフォンをアドホックで接続し、それをネットブックの有線LANと仮想ブリッジで結んでしまうことである。ノートブック同士ではやったことがあるので、すぐにうまくいくと思った。実際、ググってみるとノートブックとiTouchでそうやって接続する方法がいくつもひっかかった。 しかし、書かれている通りにやってもうまくいかない。スマートフォンにインストールしてあるWifi Analyzerというアプリではアドホックの電波を感知しているのだが、スマートフォンの「設定」のほうではまったく無視しているのである。ググってみると、iPhoneではできるアドホック接続が、アンドロイドではできないらしい。結局、それを解決するにはソフトAPに対応しているUSB無線LANカードを使うしかないらしい。幸いにも手元にあるipTimeのN100UMはそういう製品の一つらしい。ipTimeのHPではなぜかドライバがDLできなかったが、ここ(http://dalgona.pe.kr/102)に置いてあったので、DLする。Ralink Wirelssというのをインストールして、有線LANのプロパティからN100UMによる無線LANへの「インターネット接続の共有」を許可し、Ralink WirelssをAP Modeというのにすると、うまく接続できた。暗号かも可能。しかし普通の無線LANルーターの設定のような自由度はないらしく、接続している機器のIP一覧なども見られない。 これで、少なくとも家の中ではスマートフォンがいつものように使えるようになった。
by guixiang
| 2011-07-13 01:35
| PC
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